ロジャース＆ハート・ソングブック Vol.1 / エラ・フィッツジェラルド

素晴らしい女性ジャズシンガーは数多くいますが、個人的にナンバー１はずっとエラ・フィッツジェラルド。若い時も年齢を重ねたあともずっとイイ。しかもその歳ならではの魅力が詰まっているのがまたイイ。

さて、そんなエラ・フィッツジェラルドの今回お届けするアルバムは1956年にVerveからリリースされた「Ella Fitzgerald Sings the Rodgers & Hart Songbook」です。指揮者としてBuddy Bregmanを向かえ、曲はLorenz HartとRichard Rodgersのコンビ！！
大ヒットを沢山飛ばしたこのコンビ。ハートの歌詞も良いですが、特に私が好きなのは、かのサウンド・オブ・ミュージックの曲を手掛けた"リチャード・ロジャース"。うーん。まあ、リチャード・ロジャースがサウンド〜を作曲したのが1959年ですから、その3年前のアルバムとなるのですね。それでも既に南太平洋は作曲していたし、時代を感じますね。
もちろん既に、多くの人がこのコンビの曲を唄っていますが、やはりエラが唄うとこうなる！という説得力に満ち溢れています。わかりやすく聴きやすい美しいメロディに適度な心地よいスイング感。ぜひ多くの人に聴いていただきたいアルバムです。
バーニーグランドマンによるマスター。ORGレーベルからのリイシュー盤、180g重量盤45回転2枚組みでのお届けです。シリアルナンバー入り2500枚限定。


[Side A]
1. Have You Met Miss Jones?
2. You Took Advantage Of Me
3. A Ship Without A Sail

[Side B]
1. This Can't Be Love
2. The Lady Is A Tramp
3. Manhattan

[Side C]
1. Johnny One Note
2. I Wish I Were In Love Again
3. Spring Is Here

[Side D]
1. It Never Entered My Mind
2. Where Or When
3. Little Girl Blue